椎間板ヘルニア検査入院 ミエログラフィー検査は痛いのか
35才にもなって注射が大の苦手。痛みにメチャ弱いトホホなオッサンがミエログラフィー検査が果たしてどれだけ痛いかおよび、人生初の入院初日をレポートする。
2012年7月12日(木)
いよいよヘルニア手術前哨戦の検査入院が始まった。今日から二泊三日の旅が始まる。嬉しくない。
人生初の入院のため、検査入院は大部屋を選択。手術後は個室を借りることにした。
どちらも体験したかったからだ。
12日午前十時半
妻に車で病院まで送ってもらい入院の手続きをして部屋に案内される。
血圧体重測定。イロイロな書類に書きこみ。
なにやら決まった入院服に着替えさせられる。退院するまではこの服のようだ。
午前十一時
心電図。肺活量検査。
生まれて初めての肺活量検査。
午前十一時半
いきなり点滴開始。急に病人っぽい格好だ。イケテるぜ。オレ。
間髪入れずにお尻に注射。
何でもミエログラフィー検査の際にリラックスできる様になるためだとかなんとか。
この注射がまた激烈痛い。が、トホホなオッサンでもなんとか堪えられた。
インフルエンザの注射の2倍位の痛さ。大丈夫だった。
これくらい大したことない。 この注射を打った後は自分で歩行禁止。
すべて車イスでの移動。
さらに病人感がでてていいなぁ(笑)。
———-と、ここまで書いたところでミエログラフィー検査の順番がきた。いよいよだ。行ってくるぜ。
———-ミエログラフィー検査終わって帰ってきました。とりあえず安堵感で一杯です。ではさっきの続きから書きます。
車イスで検査会場まで移動。
午後十二時頃から少し順番待ちがあってまずはレントゲン。あっという間に終了。
廊下で暫くまち。
待合室の前には扉が二つあって一つは造影剤を腰、脊髄辺りに注入及び、X線撮影のへや。もう一つはCT検査室。
まず廊下で待っているとCT室から初老の男性が泣きながら車イスででできた。
「痛くて涙でるわ~!まぁーあかんわー。」の声。
なんだ不安をあおるじゃないか。僕の顔を見るなり
「兄ちゃんもう終わったのけ~?」
と。
「いえ。注射もこれからです。」と僕。
「そうか。お先に失礼するよ。頑張ってな。」とおじさん。
ちょっと~、メッチャ不安になるじゃ~ん。
そうこうする間にこんどは造影剤注射室から別のおじさんが痛みに顔をしかめて出てきた。そしてうなりながらCT検査室に入っていったのだ。
おい、おい。めちゃくちゃ怖いじゃねーかー。
その瞬間、造影剤室に僕が呼ばれたのだった。
部屋に入ってなにやら大きな機械の台の上にうつ伏せで寝かされる。
まずは腰回りの消毒。腰を中心にお尻から背中のほうまでとかなりの広い範囲に消毒液を塗る。消毒終わり。
次に横向きに寝転がされる。
横向きに寝っ転がったまま膝をかかえるような格好で、なるべ背中を丸めなさいと。
ちょうど横に寝ながら体操座りをするような感じ。
いよいよ造影剤注射。
まず先生が背骨をグッグッとさわっては針を狙う位置を慎重に確認。
「針をさすまえは言いますからね~。」と先生。
心強い。しかし、注射器は一切目で確認出来なかった。針がどれだけ太いのかもわからない。怖いぜ。
普段から注射嫌いな僕は、注射器及び針を指す瞬間は必ず見届けたいといつも思っているのだった。
「はい、針をさしまーす。」よし。こい!
ブスッ!
刺した瞬間まずは腰から足にかける「パシッ」とした痺れと言うか痛みが駆け抜ける。直後、
う、ヴぐぁああああああ~!!!!!!
あー。ん?あれ?痛くない。よ?全然たいしたことない。あれれ??
と思わず拍子抜けしてしまうほど痛くない、のです。。
そうなんです。針を刺すこと事態は一瞬の痛みはあるものの全然たいしたことなくて拍子抜け。痛さレベルはさっきのお尻の注射と同等程位かな。想像していた激痛にのたうち回るというのとは全然違ってまるで大したことない。余裕で我慢できちゃうくらい。
あーよかったとホッと一安心。
しかし、このあとが痛かったのです。
針を刺した後、
「はーい、今針を刺し終えましたのでこれから薬剤入れて行きまーす。」
との、声。
ほっほ~。そうきたか。
で、これ。薬剤をいれるごとに下半身が激烈痛くなっていく。
痛さはまるでというか、全く同じ感じがしたのだけどヘルニアが激烈悪化しているときのような痛さ。腰から足にかけてくるなんとも言えないあの痛さ。
ほんと、ヘルニアの状態がメチャクチャ悪いときのような痛さと思っていただいて間違いない。
とても立てやしない。
「痛いというのはこれのことかぁああああああ~!!!」と一人激痛にのたうち回りながら納得したのでした。
そしてさらに、薬剤注入後の激痛収まらぬうちに自分が乗っている機械がグルグル動いて色々な角度でX線撮影を開始。
ヘルニアが悪いときにグルグル回るバリウム検査の台に乗っているような感じと思ってください。メチャしんどい。あまりの痛さに途中で膝がガクンと曲がり崩れ落ちそうになる(笑)。
続いて車イスに乗り、隣のCT検査室へ。
検査台に寝転がる前に、よつんばいになり両手を前に出し頭を地面に着けるような姿勢をしなさいとの指示。
何でも薬剤を腰から背中の方に行き渡らせるためだとかで、あまりに痛くて断念。別の方法で実施しました。
想像してください。ヘルニアが激烈悪いときにそんな姿勢が取れるだろうか。
あとから考えると怒りがこみ上げてくるほど無理な注文である(笑)。
CT自体はMRIほど時間がかからずあっという間に終了。
あとは、造影剤を体から抜くため24時間絶対安静の指示。とにかく寝てろ、と。
部屋に戻ってお昼御飯が運ばれてきたのが13時20分頃でした。
入院中の御飯は別でまとめ出ますのでそちらへどうぞ。
14時頃から検査後の問診。
水分をとにかく取れの指示。
今日の夜までには1リットル飲まなきゃならない。
あー、ビール飲みたい。
ミエログラフィー検査の痛さに関する総評。
針を刺すこと自体はそのイメージに比べると全くと言っていいほど痛くない。(痛いが普通の注射レベル。)
薬剤をいれるのが痛い。ただ、脊髄の神経に触って気絶的痛さ等では全くない。
ヘルニアがメチャ悪いときのような痛さ。まぁ、これはヘルニア患者にとっては慣れっ
こでしょう(慣れないか)。むしろ、こっち系の痛さでよかったよ。
結論:何ら恐れることはなかった。案ずるより産むが易い事を実感した。
15時半
一本目の点滴が完了。
二本目に突入。
16時10分
主治医が来てくださり検査結果の報告と診察。
ヘルニアはやはり大きくなっており取らなきゃダメなレベルだね~との報告。
あとは、ミエログラフィー検査のによる副作用などの説明。
しかし、若くてメチャクチャイケメンの先生だ。
どうしようもないくらいモテルんだろうなぁ、等と考えながらまた横になるのでした。
やることないし、昼寝するか。
17時50分
夜ご飯
夜ご飯も別途まとめてます。
またここにリンクも記載します。
18時40分
点滴が外れました。
今完全に健常者風です。
その後は未だ未だ安静期間なのでごろごろしながら本読んだり、スマホいじったり。
今日は早く寝るか。
なんか、メチャ贅沢な時間の過ごし方だと感じた。
普段は仕事が忙しくてアクセクしているが、今日はゆっくり時間が流れていました。
たまには入院もいいなぁなんて言っては不謹慎ですね。
入院初日はこれにて終了とします。
20時
ねるか。はやっ。


コメント
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無事終わりましたね~(^o^)
読んでて、ブロック注射が同じようなかんじに思いました。。
液を入れる時が、もう、ヘルニアの痛いところに塩ぬって猛烈痛くなるかんじに私はかんじましたよ~
でも、辛い検査が無事終わってホッとしましたね(*^^*)
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>がんこさん
ガンコさん
コメントありがとうございます。
無事終わって、思ったほど辛くなくてよかったです。
昔、ブロック注射したときはそんなに痛かった記憶がないんですけど、ブロック注射にもいくつか種類があるみたいですね。
次は本番手術ですがお互い頑張りましょう!
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来週造影剤検査を受けるんです。参考になりました。怖いですがちょっと安心しました、ありがとうございます
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>Ritaさん
がんばってください!