cron の読みは クロン? クローン? クーロン?

CRONの読み方は

IT用語には人によって読み方が違ったり誤った読み方が一般的に使われることがあったりします。
本日は「cron」という単語の読み方についてです。

この「cron」、IT系に馴染みの無い方は聞きなれないかもしれませんが、Linuxを始めとしたUnix系と言われるサーバーOSでスケジュール登録しておいた作業を自動的に実行するためのプログラムにつけられた名前です。

本日はこの「cron」の読み方についてです。
私の訴えはこれを「クーロン」と読むことに違和感を感じており、正しくは
「クロン」
または
「クローン」
と読むべきではないでしょうかという主張です。

わたしは大学を卒業し仕事をし始めてからほぼIT関係の技術に携わってきておりますが、これ今まで特に読み方を調べることもせずそして何の疑いもなく「クロン」と読んできました。
ただ、たまにというか普段からそうなのですが「ロ」と「ン」の間が自然に伸びることが有り聴く人によっては「クローン」とも聞こえる状態でした。
そしてこれも実際どっちでもいいだろうなと何の疑いも持っていませんでした。

ずっとそのように過ごしてきたのですがある日仕事でお客様先へ訪問することが有り打ち合わせをしていると、お客様担当の方が

「クーロン」

と発音されたのです。アクセントは最初の「ク」におかれてました。
「ウーロン茶」の「ウーロン」と同じアクセントにて発音するイメージです。

初めて聴いた私は心の中で

「はぁ?クーロン? ドラゴンボールの “ウーロン” かよ?

と、その場でのでちょっと軽い脳しんとう的な衝撃を受けすぐには立ち直れない状態だったのです。
しかしそこは仕事の打ち合わせ中、なんとか会話に戻ったのでした。

仕事中にお客様が間違えた読み方をした場合の対処方法は?

ところで時々仕事中にお客様が間違えた単語の読み方(特に日本語)をしてしまい、その後私も同じ単語を発声しなければいけない場合、これ、非常に困ります。

例えばお客様と一緒に読んでいる資料に「既出」や「相殺」等の記載があって、それをお客様が誤って「がいしゅつ」や「そうさつ※」などと発音されてしまった場合です。
小心者の私は、その案件の重要度に合わせてお客様と同じように読むことが有ります。
じつはこれがなかなか苦しい。

これが英単語でお客様が読み方を知らなそうな場合、例えばSaaSを「エス・エー・エー・エス?(なんだそれ?)」的な感じで読んでいたとしたら
「お客様なにやらその単語、IT業界では”サース”と読んだりするようです。意味は・・・」
等と嫌味なくフォローができたりします。
ただ日本語の場合、その人はずっとそれが正しいと思って読んできているでしょうからそれをその場で訂正するのも失礼に当たる可能性があるわけです。はい。

※「相殺」は「そうさつ」とも読めますがその場合は「互いに殺し合うこと」の意味になります。ここでは「互いに打ち消し合う」の意味において「そうさつ」と読んでしまった場合を想定してます。

cronの初めて聞く読み方を聞いた私はやはり・・・・

さて話は戻り、その時の打ち合わせしているお客様はそこそこの企業の情報システム担当で普段からLinuxや付随するシステムに精通されている方。
その方が完全なる自信をもって「クーロン」と発音されるのです。
その時、それでまでの私はcronは「クロン」と言う読み方であると信じて疑わなかったのです。
もちろん、「クロン」との発音が正しいのではないか?と聞き返す勇気は無く、その後は仕方なくお客様に合わせ、私も「クーロン」と発音するようにしたのでした。
しかーし、それにとんでもない違和感があって、。
もう顔がニヤついちゃって非常に困りました。もはや私の心の中は打ち合わせどころではなくなってしまったわけです。
それくらい初めて聞く「クーロン」には違和感を感じました。

日本では「クーロン」の読みも定着していることを知った。無知は私だ

もちろん帰ってそっこーググったわけです。
そうしたらなんと国内では「クーロン」と読むことも一般的だと書かれているではありませんか!?
2018年現在でさて
あのwikipediaさんにも

「日本ではクーロンという読みが慣習的に広く用いられているが」
http://ja.wikipedia.org/wiki/Crontab

と書いている。これほんとなんでしょうか?
広く用いられているってことは、「クーロン」と言う読み方が一般的という意味でしょうか?
未だに少し信じられないのですが・・・・。

さらに少し調べたてみたら私のようにに「クーロン」という読み方に疑問を持つ方がたくさんおられるようです。
ちなみに
http://www.bsddiary.net/d/20050325.html

http://takuya-1st.hatenablog.jp/entry/20100502/1272827685
が詳しいです。

ところで私はIT業界でよく見受けられる読み間違いにはかなり寛大でいちいち「それ、正しい読み方は○○では?」と大きな疑問を投げかけることはありません。
それどころかIT業界の読み間違いは必然性を感じることがほとんどで、そういうものはもはや好きに読めばよいと考える程なのです。
例えば

「yum」を「ユム」(正しい発音は「ヤム」)や、
「null」を「ヌル」(正しくは「ナル」)
と発音してしまうこと。

上記はローマ字読みしてしまえば誤った読みに近い発音となるでしょうからユムでもヌルでも特に違和感なく受け入れることができるのです。
ちなみにnullなんかは私も「ヌル」と発音してしまってます。

「クーロン」の読みには必然性が感じられず違和感がある

しかし、この「cron」はいかがでしょうか。
どうローマ字読みしても「クーロン」と読むのは難しいと感じます。
その違和感はやはり「クー」の母音、「クー(Ku)」の「うー(u)」にあります。

「cron」のつづりが「curon」であれば、その違和感も打ち消され、また自然に受け入れられたことでしょう。
この「u」が無いまま「クーロン」と読んでしまう。そこに私は大きな違和感を感じるため「cron」は「クロン」または「クローン」と読むべきだと思います。

ただこれはあくまで私の主張です。
言葉は生きていて常に進化している。
今後の人生においてクーロンと読まれるかたがおられても、それも普通なんだと受け入れることができるようになりました。

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